馬渕美智子対霧島ミミ
強くなりたいの・・・
ヌードプロレスに入った普通の女の子だった霧島ミミはいつしかプロフェッショナルへの入り口に入ろうとしていた。
巨乳でスタイルがよく可愛い以外はレスリングセンスも体力もなく観客の男の子たちを゛キモい゛と感じ敬遠していたごくごく
普通の女の子だったミミには好きな人が出来た。
もっともっと私を見て欲しい・・そして認めてもらいたいな・・・
一生懸命練習し、ファンの子たちの良さも少しずつ分かってきたミミに黄金のカードが組まれる。
若きヌープロの王者、美智子との30分1本勝負のシングル戦・・・
嬉しい・・・
はじけるように明るく喜ぶミミ。思わずジャンプ!!
大人しい美智子にはない普通の明るさを持つミミ。
ファンも徐々に増え、世紀の美少女対決は緊張の幕を開ける。
・・・ちょっと、恥ずかしい・・でも・・ウフッ♪
ミミは深紅の派手なカッティングのアメリカン水着。レガースもシューズもお揃いの深紅で純白水着の美智子に負けず劣らず
とても可愛らしく、大勢の観衆が2人の可愛さと煌くスター性に酔い、新しい時代の幕開けを肌でゾクゾク感じていた。
美智子はだれから見ても天才だ。
落ち着いた中に気品ある可愛さと女性らしさがあり、レスリングセンスは本物のプロレスラーでも勝てない程の引き出しと
多くの技を持っていた。
失敗のないタイプといえる。
だからこそ屈辱で醜態を晒す時が最高なのだがミミは全くの逆で普通の子でレスリングセンスなぞ全くない。
けど彼女には美智子にはない゛良さ゛があり、それは磨きようによってはただの石から宝石に変わる程のものだった。
だからこそ組まれたカードだといえる。
皆、分かっていた。
勝つのは美智子・・・
ミミファンでさえもそうだった。
しかし゛勝つ!!゛とただ1人思っていた人がいるといえばそれは何を隠そう、霧島ミミ本人だった。
馬渕選手を倒せば、倒せば認めてもらえる・・・
大好きな人への情熱・・・それが彼女の才能であり美智子が持っていないものなのだ。
だが試合は散々なものだった。
美智子は彼女のいいところを引き出そうと最初゛受け゛にまわりミミとの組み手でまずミミが先制し、クルっと左腕をひねり
スピーディーな1本背負い。
ビターンッ!!
叩きつけられる美智子。休ませずミミはもう一発決め、左手を掴んでロープに振って低空ドロップキックを美智子の胸に食らわす。
ぐっ(汗)!!
中々に速く無駄のないミミの動きにぐらつく美智子。
間髪いれずに右足を抱えて倒し、片エビで王者の腰とアキレス腱を痛めつける必死なミミ。
ギリギリ・・・・
「・・ぐっ・・つ・・」
ガッチリ決まっている。
苦痛で歪む美智子の顔をみながら馬乗りになるミミは少し微笑む。
ミミのいいところでもあり悪いところでもある。
技をとき、リング中央でウッフンポーズをして豊満なバストとボリュームたっぷりのケツを挑発的に突き出してはじけて喜ぶミミ。
美智子がファンに押され、守られながら人気があるのに対し霧島ミミは自らお客さんとボディーコミュニケーションを取りにいき
ミミ信者が増えていくタイプ。
そこには水商売独特の臭みやしょっぱさはなく、正にアイドル並みのルックスを振りかざして踊る可愛いティーンエイジャーの
姿があった。
アイ・ラブ・ミミちゃん!! アイ・ラブ・ミミちゃん!!アイ・ラブ・ミミちゃん!!アイ・ラブ・ミミちゃん!!
「えへっ(照)♪」
ウインクし、恥ずかしそうに両手を後ろにやるしぐさはとても可愛い。
やった後で゛素゛に戻り普通の子に戻るあたりは失敗を恐れない現代っ子らしいといえる。
が、美智子はミミの両手を取り、頭の上で一回転させ肘と腱を痛めつける。
「痛いっ(泣)!!」
その場でしゃがむミミの頬を2、3発張り手する美智子に対し張り手をやり返すミミ。
だが美智子はミドルキックでミミの姿勢を更に崩しお返しとばかりにミミの両足を掴み器用にひっくり返し馬乗りになる。
館内のざわめきの中、綺麗な姿勢で王者、美智子の両エビ固めがガッチリ決まる。
ギリギリリ・・ギリリリリリリリ・・・・・・
「かはっ!い・・・いひ、痛いっ、ぐ(泣)!!」
苦痛で悲鳴を上げるミミ。
これがチャンピオンと挑戦者の技の差なのか・・・かけられながらミミは感じた。
私の技と全然・・違う・・・・この人は・・・・くぅ・・・
ギブ寸前のところをロープで逃げたミミだが冷静な美智子はミミを起こしロープに振る。そして帰ってきたミミの首筋を
絡ませて宙に高く飛びフェースクラッシャー!!
たたきつけられたミミの後ろをさっさと取り、高速バックドロップ!!!
バチイイイーーンッ!!!
「・・・・・・・・・・」
無言でマットに沈みだらしなく大の字になるミミ。
コーナーポストに登った美智子は必殺技のラ・ヴァイオレット(裸のスミレ・高速ムーンサルト)で体ごとダイブ!!
堕ちる寸前に肘でミミのワキ腹に命中させ、ミミは腹を押さえてその場でゆっくりと横にもだえ、ただただ耐えるしかなかった。
た、たすけ・・・て・・・・・・・いや・・・あう(泣)
フラフラになったミミにもう体力はなかった。
もっとミミを光らせ、最後に勝つつもりだった美智子だがやむなく一方的な゛攻め゛に転じる。
半失神状態のミミを起こし張り手をかまし、倒れたミミの両足をクロスさせてのけぞり綺麗なインディアンデスロック!!
最後は虫の息のミミを裸締めで失神させて短い試合は幕を閉じた。
美智子は気絶したミミが起きると励ますように耳元でささやく。
「ミミちゃん、強くなったね。でもきっと・・もっと強くなると思うよ。頑張って・・・」
泣きベソをかき口からよだれを垂らし体中をぷるぷる震わせながらミミは初めて悔しいと思った。
美智子は嫌味で言った訳ではないが彼女からしたらとても屈辱的でまるで男にみんなの前でレイプされたようなもの
だからである。
敗者となったミミは新調した水着を剥ぎ取られヌープロルールにのっとって裸にされた。
沢山の観衆の前でオ○ンコを見られ、豊満なオッパイをプルンプルルンと揺らし、最後は審判レスラーによって全裸で
技をかけられるのだ。
ミミがかけられた技はパイルドライバーで、肉体も精神的にもボロ雑巾にされた長髪美少女は沢山の男の子たちの前で
みだらに気絶したが乳首はビンビンに立ち、クリ○リスはコリコリに固くとめどなく流れるラヴジュースは精一杯闘った霧島ミミの
熱くみずみずしい情熱の結晶であった。
やがてミミはこの後゛露出狂ディーパ゛として、愛すべきキャラクターとしてヌードプロレスの歴史に刻まれる事になる・・・